URETOL® 尿管バイパスシステムは、猫や犬の尿管の代用尿路として機能する植え込みシステムです。
システムは腎臓に設置する腎盂カテーテルと、膀胱に設置する膀胱カテーテル、皮下体壁上でこれら2つのカテーテルを接続するチタン製アクセスポートから構成されます。術後は皮下アクセスポートを通してシステムにアクセスしてサンプルの採取やシステム内をフラッシュすることができます。また、腫瘍等により膀胱カテーテルが設置できない雄犬または雌犬・雌猫には陰茎包皮内または膣腔内に設置する包皮膣腔カテーテルのオプションもございます。
※手技に用いる組織接着剤と、18G静脈留置針は本キットに含まれません。
腎臓に設置する腎盂カテーテル。
腎盂カテーテルには、ロッキングループと、留置の際にカテーテル内腔に縫合糸を残さないフリーループ、腎盂の拡張が少ない場合に用いるストレートチップの3タイプがあります。
腎臓壁に固定されたカフ付きチューブがカテーテルを強くグリップして逸脱を防ぐため、カテーテル内に通した縫合糸は留置の際に抜去して、カテーテル内に残しません。REF : UT-NC3FL
There is a patent pending.
カテーテル内に通した縫合糸を引き締めて腎盂内のループをロックすることでカテーテルの腎臓からの逸脱を防ぎます。
REF : UT-NC3LL
腎盂の拡張が少なく、ループの設置が困難な場合の選択肢です。先端を近位尿管に送り込むように設置します。
REF : UT-NC3ST
There is a patent pending.
膀胱に設置する膀胱カテーテル。
REF : UT-BC3
陰茎包皮内または膣腔内に設置する包皮膣腔カテーテル。
膀胱腫瘍や膀胱全摘出などにより膀胱カテーテルが設置できない雄犬、または雌犬・雌猫用のオプション。REF : UT-LFVC
There is a patent pending.
腎盂カテーテルと膀胱カテーテルを接続します。
セプタムを通じてシステムにアクセスすることができます。
REF : UT-UP / UT-UP-MLD / UT-BP / UT-BP-MLD